胡蝶蘭の生産工程

「胡蝶蘭はどのように作られるのか?」

街中を歩いているとビルの受付にキレイな白い花が上から下に曲線を描いていくつもついている植物をみかけると思いますが、それが胡蝶蘭なのです。

そして、今回はよく街中でみることが多い胡蝶蘭の作られ方を紹介したいと思います!

最初にいうと植物全般に言えることですが、すごく面倒くさい工程を経てあのようにキレイになります。

 

ステップ1 苗選び

まず、もととなる苗ですがこれもすごく大事な要素で信頼できる苗を卸す企業から仕入れる段階です。

 

苗には主に3種類あり、下記が詳細です。

 

・フラスコ苗

内部が無菌状態になっています。

 

・実生苗

花同士を交配させて種を取った苗になります。

 

・メリクラン苗

バイオ技術で増殖させた苗です。

 

よく流通している苗は「フラスコ苗」です。

瓶の中に無菌状態でホームセンターに売られているのをみたことがあります。

その苗の状態では直射日光がだめなので光に当たらないようにして次に「水苔」というものに苗を植えます。

また、この「水苔」というものも重要でトレーの中に50個ほどの苗を入れるので苔が病気(水苔は胡蝶蘭が育ちやすい環境を実現してくれる水はけがよく通気性がいいから利用されているのですが、たまにカビが生えてきます。)の場合はトレーの全てが駄目になるので水苔の選定も大事になるのですが、苔は日本では採取禁止ですのでニュージーランド産が主流なので輸入するそうです。

 

ステップ2 水苔

苔を使い乾燥気味な状態と通気性のいい状態をうまく作り上げたら土台はほぼ完了です。

気をつけてほしいのが、ある程度育ってきたから土に埋めることはしないです。

根っこに空気を含ませることが大事で通気性を良くすることが大事なので、ある程度育ったら違う苔に入れ替えます。

 

ステップ3 開花

開花するのは主に5月~6月の間みたいです。

LEDなどの光を当てて開花したら3本たての場合などは花茎がとても折れやすいため慎重にそして高い集中力で作業をしていきます。熟練の技術を要するのでここの過程もとても大事になります。

 

ステップ4 梱包・出荷

キレイに仕立て上げられた胡蝶蘭を梱包します。

街中で注意深く見てみると胡蝶蘭専用のダンボールを抱えている人を目にすると思います。

胡蝶蘭を梱包しているダンボールは特殊な形をしているので街中を歩くときは少し注意深く見てみて下さい。軽トラックの中から特殊な大きいダンボールを抱えてビルの中に入っていく人をみたら恐らく胡蝶蘭を運んでいると思います。

 

以上で胡蝶蘭が手元に届くまでの簡単ステップです。

普段、大量にみることのある胡蝶蘭も1つ1つ丁寧にそして手間ひまかけて出来上がるのです。みなさんも胡蝶蘭を贈答するときやいただくときはこの生産工程を思い出して大事に胡蝶蘭を扱ってくださいね!